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アロマセラピー
■アロマの基礎知識
エッセンシャルオイルについて
自然界の植物の花や木、根、茎、葉などから水蒸気蒸溜法や圧搾法などの抽出法で取り出した純度100%の液体をエッセンシャルオイル(精油)といいます。
エッセンシャルオイルは通常希釈して使用します。内服したり直接皮膚につけたりしないでください。精油は空気に触れたり日に当てたりすると品質が低下します。使用後はキャップをきちんと閉めて冷暗所に保管しましょう。
品質を見分ける目安の一つに"価格"があげられます。きちんとしたブランド店か専門店で購入してください。(ちなみに100円ショップ売ってるものの多くは精油ではありません)
品質が保てるのは開封後約1年までです。それ以上経過した精油は体への使用を避けてくだい。
火気に注意してください。
使用上の注意
1. 必ずパッチテストをしてから使ってください
ひじの内側などにマッサージオイルを1~2滴つけて24時間おき、反応をみます。
赤くなったりかゆみが出たりする時は使用を控えましょう。
2. 精油の原液使用はやめましょう
湿疹やかぶれを起こす恐れがあります。
3. アロマバナ―やアロマキャンドルの消し忘れには注意しましょう
4. 使用後すぐに日光に当たらないようにしましょう
柑橘系の精油の中には高濃度で使用した後すぐに日光に当たると
発赤、湿疹、かゆみ、しみの原因になるものがあります。
5. 小さなお子さんがいらっしゃる場合は手の届かないところで保管しましょう
6. 服用はしないように、目に入らないように注意しましょう
7. 妊娠中・持病のある方は専門家の指示に従ってください
■利用の仕方
1. 芳香浴
アロマポットや、アロマライトにたらしたエッセンシャルオイルをキャンドルなどで揮発させる、最もポピュラーな方法です。熱湯をいれたカップなどにたらすだけでも十分効果は出ます。
またエタノールにエッセンシャルオイルを混ぜて、エアーフレッシュナーを作ってもいいでしょう。
2. アロマバス
お風呂にエッセンシャルオイルを2、3滴落してバスタイムを楽しみましょう。数十グラムの天然塩に、エッセンシャルオイルをよく混ぜ合わせ、バスタブに入れます。塩の働きでからだが温まり、体内の余分な水分の排出を助けてくれるので、シェイプアップにつながります。
ティースプーン1~2杯のキャリアオイルにエッセンシャルオイルをブレンドします。肌が敏感な人や乾燥肌の人におすすめです。 いずれもお湯はぬるめにして、15分以上ゆっくりとつかり、全身を温めるようにしてください。
3. ハンドバス(手浴)、フットバス(足浴)
デスクワークやパソコンの疲れにはハンドバスをおすすめします。ボウルに熱めのお湯をはり、柑橘系のエッセンシャルオイルを1~2滴入れて、手をあたためながらマッサージしてみましょう。手だけでなく、上半身の疲れがほぐれます。 洗面器にエッセンシャルオイルをを2、3滴加えて両足を15分ほどひたします。
4. マッサージ
キャリアオイル(グレープシードオイル、アボガドオイルなど)でエッセンシャルオイルを希釈し、マッサージしていきます。皮膚を通して体内に取り込まれ、体や心にさまざまな効果を得ることができます。